Googleは、定額サービス「Google Play Pass」発表した。Google Playストアから提供され、350本以上の買い切りゲームが遊び放題になる他、新しいゲームが毎月追加されていく。現在は米国のAndroidユーザーのみが対象だが、順次、他の国でもまもなく開始されるとのこと。

 料金は月額4.99ドル(約540円)となり、10日間の無料試用期間がある。さらに10月10日までに契約すると月額1.99ドル(約220円)にて12か月間サービスを利用できるキャンペーンが米国で実施中だ。

 ゲームタイトルとしては『Monument Valley 2』、『Terraria』、『Limbo』、『Star Wars:Old Republic of Old Republic』といったタイトルが並ぶ。

 ゲームのサブスクリプションサービスといえば、今月19日にスタートしたApple Arcadeがある。Google Play Passの月額4.99ドルという価格設定は、Apple Arcadeとまったく同じ価格であり、GoogleがApple Arcadeを意識しているのは間違いなさそうだ。

(画像はYouTube 「Introducing Google Play Pass」より)
(画像はYouTube 「Introducing Google Play Pass」より)

 しかし両者の違いとして、Google Play Passが350本以上のタイトルと推しだしているが、既出タイトルが並ぶ。一方で、Apple Arcadeが100本以上と標榜しているが、これらは新作や独占タイトルだ。

 さらにGoogle Play Passは、カメラ、天気予報、画像編集、健康管理、フィットネスなどのアプリも対象だ。ここがあくまでゲームに限定しているApple Arcadeと大きく違う部分だろう。共通点としてはどちらも家族6人で共有することが可能なところだが、Google Play Passでは、よりファミリー向けのタイトルを推しだしている。

 つまり両者の違いとしては、カジュアルや一般向けを推しだしているのがGoogle Play Passであり、ゲーマー向けを推しだしているのがApple Arcadeといえるだろう。

(画像はYouTube 「Introducing Google Play Pass」より)

 とはいえ、Google Play Passもこれからゲーマー向けに独占タイトルを推しだして来る可能性は否定できない。Google Stadiaに続く、Googleのゲーム事業のさらなる一歩と言えそうだ。果たしてこのサービスは、台風の目となるのか。そして、日本のサービス開始はいつなのか。Google Play Passの推移を見守っていこう。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman