幾何学的なCG世界を、一心不乱に歩き続ける大量の群衆。妙に統制の取れた気持ちよさと、目の前の人が次々崖から落ちていこうとも動き続ける不気味さが同居する映像を、SNSなどで見かけて記憶している人も多いのでは? あの作品がいよいよゲームとして登場だ。

 『Rez Infinite』や『Tetris Effect』などで知られるエンハンスが、群衆シミュレーション『HUMANITY』を2020年にプレイステーション4向けに発売することを発表した。プレイステーション4用のVRヘッドセットであるPlayStation VRにも対応予定。

 『HUMANITY』を開発するのは、Webデザインやインタラクティブデザインの分野で活躍してきた中村勇吾氏のスタジオ、tha。『HUMANITY』は、同氏の鳥の群れへの興味から生まれたというアプリ『GUNTAI』から一歩進み、「我々の外側にいる知性からみて、私たち人間や人間社会はどのように映っているだろう? そして彼らは、人間た ちの集団行動をどのようにシミュレートするだろう?」(プレスリリースより)という観点から開発が進められてきた。

 本作については数年前からデモ映像が公開されSNSなどで話題を呼んできたが、今回エンハンスからのリリースが決まったのも、同社を率いる水口哲也氏がとあるイベントで映像を見かけたことをきっかけに直接コンタクトを取ったことによるとか。

 今回、プレイステーションブランドの映像発表番組“State Of Play”に合わせて公開された新トレイラーでは、まだ具体的なゲームプレイは明かされていないものの、制御用と思われるアイコンによって群衆が動きを変えている様子や、色の異なる群衆が衝突して戦っているようなシーンが見られる。

制御アイコンを配置して解くパズル的な内容になるのだろうか?