DMM GAMESで遊べる良質な海外タイトルが増加中

 2019年9月12日(木)から15日(日)の期間(12、13日はビジネスデイ)、千葉県・幕張メッセにて開催されている“東京ゲームショウ2019”。

 9月12日のDMM GAMESブースでは、同社が展開するゲーム配信・販売プラットフォームで提供予定の多彩な海外タイトルが発表された。だが、一連のステージだけでは紹介しきれなかったゲームもあるという。

 そこで、そんなゲームを一挙に紹介するコーナーも設けられた。予想外に背徳的(?)になったステージの模様をお伝えしていく。

・ファミ通com 東京ゲームショウ2019特設サイト

司会担当はDMM GAMESの稲垣順太氏。同社で海外ゲームのローカライズ&サービスの請負事業を、約5年に渡って先導してきている。
すでにDMM GAMESで配信された海外ゲームタイトルは、PC、コンシューマー、スマートフォンなどすべて含めると400タイトルを超える。
ローカライズだけでなく、デベロッパーの要望にも柔軟に対応しつつ、さらに広く展開していきたいとのことだ。

 稲垣氏は「ステージで取り扱いきれなかったタイトルをぜひ紹介したい」とのことで、さっそくスクリーンで『Moons of Madness』のPVが上映された。

クトゥルフ神話と最先端宇宙技術が融合! 『Moons of Madness』

 フィンランドのデベロッパーFuncomが提供するコズミックホラーアドベンチャーゲーム『Moons of Madness』。

 ホラー小説の大家であるH・P・ラヴクラフトが築き上げた創作神話体系“クトゥルフ神話”の世界観を反映しつつ、NASAで実際に惑星探査で使われている最新の機器を描写するなど、最新技術のリアリティーにもこだわった作品だ。

知られざるおぞましい神々が宇宙に実在するというクトゥルフ神話の神秘性と最新の宇宙開発技術が交錯。ほかのクトゥルフ神話系の作品とは一線を画す世界観が生み出された。

 クトゥルフ神話作品の特徴である“狂気”を表現するために、本作には“Zone Outs”というシステムが用意されている。

 ゲームの舞台は孤立した火星基地。ここで主人公がほかの人々と出会うと、その人物の狂気をベースとした過去の幻覚を見ることになるのだ。

 なお、舞台が火星なのにタイトルに“Moons”とあるのは、火星にふたつの月があることに関係するらしい。

 最先端技術の塊であるはずの火星基地で孤立してしまい、孤独の中で静かに真実と向き合っていくことになる主人公の狂気描写からは、PVで見ただけでも十二分に恐怖を感じた。

 宇宙が演出する圧倒的な孤独感と恐怖、そしてクトゥルフ神話がかもし出す狂気と恐怖。本作ではその両者が絡み合い、プレイヤーを引き込んでいく。

 日本での発売は2019年秋予定。DMM GAMESからWindows版とプレイステーション4版のふたつのプラットフォームが登場する。

◆製品概要
タイトル:Moons of Madness
配信日:2019年秋予定
ジャンル:アドベンチャー
プラットフォーム:PC、プレイステーション4
価格:未定
CERO審査予定

悪の海神陣営を操って国を亡ぼす『Sea Salt』

 続いて紹介されたのは、スウェーデンのデベロッパーYCJY Gamesのアクションストラテジーゲーム『Sea Salt』だ。

 2Dドット調グラフィックで描かれる独特のゲーム内容を、スウェーデンから駆け付けたYCJY Gamesのプログラマーであるクリストファー・アンドレアソン氏と、アーティストのジョセフ・マティノブス氏が解説した。

クリストファー・アンドレアソン氏(左)と、ジョセフ・マティノブス氏(右)。YCJY Gamesはこちらの2名で運営する会社で、2年ほど本作の開発に注力してきたという。

 本作もまたクトゥルフ神話世界をモチーフとした作品だった。プレイヤーは古の海神“ダゴン”となり、海の邪神の配下である“ミニオン”たちを操っていく。

 そうして背信者……つまり人間たちに侵攻を開始する。海に近い港町から始まり、舞台となる国全体に至るまで、滅ぼし尽くしていくのだ。

 操作は指定地点をクリックしてミニオンたちを移動させ、攻撃の指示を出していくというシンプルなもの。

 とはいえ、実際にプレイした稲垣氏いわく難度は高め。特定の敵を倒すためにどのミニオンを使うかなど、戦略性の面を大いに楽しめるタイトルのようだ。

ステージ攻略を進めると、さまざまなミニオンが使用可能となっていく。ミニオンは3体同時攻撃など、それぞれが特徴的なアビリティを持つ。

 ステージでは、開発者のふたりが実際のプレイ動画を上映しつつ解説してくれた。

 本作の製作は、実在する東ヨーロッパの古城などを参考に、さまざまなインスピレーションを得ながら進めたという。2Dドット調のグラフィックでありながら、ダークかつグロテスクな世界観に加えて、ちょっとしたかわいさも両立。これらの点はほかの作品にはない要素になっているという。

ふたりが「キャラクターはちょっとかわいい」と解説したその矢先、プレイ画面では1面ボスの人間が、触手に四肢を捕らわれ……うわあああああ!?(どんな惨劇が起きたかはご想像にお任せ)

 本作は日本でのみ、2019年秋にPCとNitendo Switchで先行発売される予定とのこと。悪の神側で人間を残酷に蹂躙していく、そんな背徳的なプレイを楽しんでみたい人は、ぜひ楽しみにしておいてほしい。

◆製品概要
タイトル:Sea Salt
発売日:2019年秋予定
ジャンル:アクションストラテジー
プラットフォーム:DMM GAMES(DMM GAME PLAYER) 、Nintendo Switch
価格:1,980円(税込)
プレイ人数:1人
レーティング:CERO D

ムーミン一家が2角取りパズルに挑戦! 『ムーミンフレンズ』

 奇しくもクトゥルフ神話系の作品ふたつが連続で紹介されたステージ。最後は、現在事前登録受付中(2019年冬リリース予定)のスマートフォンタイトル『ムーミンフレンズ』のPVで締めくくられた。

 絵本のような癒したっぷりの世界を目にして、失われた正気度が返ってきた気がしました……。