ソーシャル・ストランド・システムとは?

 2019年9月12日~15日(12日、13日はビジネスデイ)千葉県・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2019。その1日目にSIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)ブースにて行われた、『デス・ストランディング』のステージイベントが行われた。

 同ステージには小島秀夫監督が登壇し、事前に収録した50分にも渡るプレイ映像を観ながら、ゲームシステムなどの解説が行われた。詳細は動画を確認していただくとして、本記事では、注目の要素をピックアップしてお届けする。

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 まず、本作の目的は分断された世界を繋ぐことがとなる。今回のプレイ映像では、ゲーム開始から1/3ほどのところにあるというミッションを使用して、ゲームの流れが紹介された。

荷物はバランスが重要

 ミッションを受注した後、持っていく荷物を選択するのだが、すべての荷物には重さの概念があり、どの荷物をどのように運ぶかによってバランスが変化する。具体的には、グレネードを例にすると、背負って持っていく、ツールハンガーにかける、グレネードポーチに入れるというように、同じ荷物でも運びかたを複数の中から選択し、バランスを調整していく(※荷物のバランス調整をボタンひとつで行ってくれる最適化も用意されているとのこと)。荷物のバランスが悪いと体勢を崩しやすくなってしまうそうで、体勢を崩してしまったときには転倒してしまわないようにLボタンやRボタンで調整する必要があるとのこと。

目的地までのルートはプレイヤー次第

 目的地までのルートは決まっておらず、装備品などを考慮しながら、自分に合ったルートを選択することが重要となる様子。また、マップ画面でラインを引くことで、プレイ画面にもラインが表示されるが、ラインは従わず、ルートを変更したりしても問題ないそう。

川を渡っているときに深みにはまると、固定していない荷物が流されてしまうことも。

落とし物を届ける

 メインミッションとは直接関係のないサブ要素も紹介された。道中にはシェルターで暮らす“プレッパーズ”と呼ばれる人々の荷物が落ちていることがあり、持ち主のところまで届けてあげることで友好度が上昇し、アイテムなどをもらえることもあるようだ。

今回の映像に登場した“プレッパーズ”のモデルは、なんとアーティストの三浦大知さん!
“プレッパーズ”からもらったハーモニカは演奏することで、BBの機嫌を取ることができる様子。

世界中のプレイヤーと繋がる

 そして、ここからが本作の大きな特徴である“ストランド(繋がり)”について。本作では、ほかのプレイヤーの足跡や設置したアイテムなどの情報が共有され、間接的に世界中の別のサム(プレイヤー)と繋がる仕組みが取り入れられているそう。ロープやはしごなどのアイテムは実際に使用することも可能で、“いいね”をつけることもできるとのこと。

奥が自分が掛けたはしご、手前がほかのプレイヤーが掛けたはしご。
疲労回復のために休憩を行うサム。ちなみに休憩を行ったポイントもほかのプレイヤーに共有され、同じポイントで休憩すると何かがあるそう。
ほかのプレイヤーが置いていった(もしくは落とした)アイテムを拾うことも可能。
ロッカーにはプライベートとシェアがあり、シェアに入れたアイテムはほかのプレイヤーに共有される。
ほかのプレイヤーが建築した雨宿り用のシェルター。シェルターでは音楽を流すことが可能で、今回の映像では星野源さんの楽曲が流れていた。
橋のような巨大な建築物も作成可能。複数のプレイヤーが協力して作成した場合は、いちばん貢献した人の名前が表示されるとのこと。

荷物を奪う“ミュール”

 本作には、荷物を奪いに来る“ミュール”と呼ばれる組織が登場。彼らの拠点には、世界中のプレイヤーが奪われた荷物が保管されており、潜入して取り返すこともできる。

荷物は投げて攻撃に使うことも可能。ただし、投げた荷物は壊れてしまうため、小島監督は、自分の荷物ではなく、他人の荷物を投げることをオススメしていた。
車両を奪うこともできるようだ。

目に見えない“BT”

 雨が降ると目に見えないBTが登場するようになる。BTは、あの世と繋がっているBBと繋がることでBTが見えるようになるが、自分が止まっているときだけしか姿を確認できないそう。ただし、BTもサムのことは見えておらず、気配と音を頼りに近づいてくるようなので、慎重に行動することが重要だと思われる。ちなみに、BTは倒すことができないものの、一定時間拘束することは可能とのこと。

 そして、BTに見つかって捕まってしまうと、“キャッチャー”という強力なモンスターがいるエリアに連れていかれてしまう。キャッチャーに食べられるとボイドアウトしてクレーターになってしまうそう(街がなくなってしまう)。もし、キャッチャーと戦っているときに武器がなくなってしまった場合は、コミュニケーションボタンを押すことで、インターネットを介して繋がっている別のサム(プレイヤー)が、アイテムを持ってきてくれたりすることもあるとのこと。なお、戦闘が嫌な場合は、BTがいないようなルートを選択することで避けることもできるようだ。

さまざま効能がある温泉

 世界の各地には、さまざまな効能がある温泉が存在し、入ることで疲れを癒してくれるそう。また、温泉に入っているときにコミュニケーションボタンを押すと、サムが『いい湯だな』を歌うというユニークな演出も。

温泉を見つけたときは、看板を立てておてることで世界中のプレイヤーに場所を教えてあげることもできる。

無事にミッション完了! プライベートルームにはさらなる要素が!?

 無事に目的地に荷物を届けると、荷物の状態などにより“いいね”がもらえる。また、配送センター内にはプライベートルームと呼ばれるエリアが存在し、そこで休憩することで体力を完全回復できるほか、さまざまな要素が存在するそう。詳細は9月14日16時からのステージイベントにて、明かされるとのこと。

 ステージイベントでは、プレイ映像の後にサプライズゲストとして、三浦大知さんが登場。本作に出演することになった経緯や小島監督の作品へのアツい想いが語られた。さらに、コラボ商品情報なども多数発表されたので、ぜひ映像をチェックしてほしい。

※ゲーム画面は映像をキャプチャーしたものです。